スクール・塾経営で成功しているところは、的確にターゲットを選定しています。

「小学校低学年から大学受験まで幅広く対応いたします。」

これよくある塾のチラシに書いてある文言です。

誰にでもということで間口を広げ、多くの生徒を集めようとしているのですが、

誰にでもは誰にも響きません

ターゲットを絞ることはとても重要です。

それぞれのマーケットで1番と2番では圧倒的な差があります。

例えばコンビニエンスストアならセブンイレブンが圧倒的1位のシェアを占めます。ファミリーマートやローソンなどが検討してもトップのセブンイレブンとは売上、店舗数ともかなり離されています。

極端な話をすれば、1番以外はその他大勢となるわけです。

そこで、あなたにはまず、地域の1番のスクールになる事を目指していただきたいと思います。

どんな小さな分野でもいいので、その分野では1番というスクールになるとイメージに残りやすくなります。

1番になる

規模や教室数でいきなり1番になる事は難しいですね。

でも何でもいいので1番になる事を探してください。もし何もなかったら作ってください。

「◯◯小学校の生徒が一番通っている塾」
「2年生の英語を習っている生徒数が町内で1番の塾」
「未就学児童の指導では1番」
「◯◯駅から一番近い」

など何でも構いません。1番になるまで絞ってください。

大勢の生徒を狙うのではなく、特定の生徒にマトを絞って、そこに集中するという事です。

そのためにも現在行ってはいるが、不得意だと思う教科や分野を一旦手放して下さい。

◯◯関連の講座は苦手、◯◯向けの講座は生徒が集めにくいなどがあったら、それを中止し、得意だと思っている事、やりたいことに集中すべきです。

不得意な分野や幅広い分野に力を入れると、どの年齢層にも中途半端になってしまい、その他大勢の塾になってしまうのです。

全てのニーズに応えるのは大手の資本が豊富で多くの人材を持っているところでないと不可能です。

ただ何となく大手の真似をするのではなく、もっとも得意なところに注力することで広告費用も抑えることができ経営も安定させることができます。

ある年齢、ある分野ではこの塾が一番いいという状態になれば、大手とも十分に渡り合うことができます。

理想の生徒を設定する

ターゲットを絞るためには理想の生徒を設定することが重要です。

マーケティング用語では

「ペルソナ」

と言いますが、どんな生徒に来て欲しいかをあらかじめ決めることで、集客の方法や、アプローチの仕方が変わるのです。

  • 山本◯◯
  • ◯◯中学校1年生
  • 成績は平均3
  • 数学が苦手(成績2)
  • 部活は吹奏楽部
  • 体育が苦手
  • 帰宅時間がバラバラ

例えばこんな風に理想の入塾して欲しい生徒を決めます。

この生徒が入塾した半年後にはどうなっているのが理想なのかも想定します。

  • 数学の成績が4
  • 部活の帰りに楽しみながら塾に通っている
  • 友達も誘ってくれている

理想の生徒が決まると、どんなアプローチをすればいいのかも自然とわかります。

部活が始まる前にチラシを手渡しする

「忙しくても成績をアップさせる勉強法」
「たったこれだけでテスト勉強の時間が半分になる」

のような冊子を作って渡すのもいいですね。

まずはその子が通う学校で吹奏楽部のメンバーに入ってもらう仕掛けを考えればいいのです。

「吹奏楽部のあの子の1番の悩みは何だろう?」

「あの子の成績をあげてあげるためには、どうすればいいだろう?」

こんな質問を自分にして深掘りして見てください。

そうすると何をすべきか見えて来るはずです。

まとめ

ターゲットを絞って、どんなジャンルでもいいので地域で1番になる方法を模索することが大事なのはおわかりいただけましたか?

あれもこれもと手を広げるのではなく、対象を絞りどうしたらその対象が入塾してくれるかを考えてみてください。